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「くらしのこと市2022:日記」

 

2022年12月31日

大晦日

今季の開催を終えて20日ほどが過ぎました。
この後、年も明ければすぐに反省会と打ち上げです。忙々。

 

 


今季はなんといっても会計ブースの大幅な改善が運営としてのノルマ?でもありましたから。
ここが大きく改善されないことにはくらことを胸はって運営してゆくことはままならず。
主要スタッフのお陰で改善されたことが二日間かけて終始集中途切れることなく徹底されました。
お客さまからすれば当然のことかもしれませんが、、代表の私としては彼女たちの仕事ぶりに改めて信頼を寄せるしかありませんでした。身内贔屓でスミマセン。

 

 


さて、くらことと言えば、通常のクラフトフェアにはない「体験の場」が軸となり企画された場であります。
今季は「燗酒や くらこと」 「甘酒とゴブレット」 「梅とお茶とワイングラス」などなど参加作家の作品が並び体験できる場を作ることが出来ました。
がんばった。だがしかし…やろうと思っていたことが出来なかった事実が今も頭の片隅に残っています。後悔とは言わないまでにも。
これらについては今後、今あるものを見直しつつ、2023年は変化を遂げた提案をしてゆきたい。頭の、心の、中にはその一択しかありませんから。良かったらご期待ください。

 

 


今季新たな提案といえばフード部門の皆さまの「ギフト」の提案をご存じでしょうか?

私どもスタッフはなかなか購入に至らないどれもが人気商品だったようですが、ギフトの中には、単にセット販売でとどまるものではなく、自分の得意分野と信頼できる仲間を巻き込みコラボという形でこの時限りの提案をしてくださいました。
また来年も今回のギフトをより前進させて、くらことが開催される12月ならではな提案をやってゆけたらと願いつつ、次回は私もひとつくらいは購入したいなと夢見てます。

それからそれから、、

例年、くらことでは12月らしさのあるワークショップを開催しておりまして、今回も岩本牧子さんによる「注連縄飾りのワークショップ」やラフイユさんによる「スワッグづくり」など定番でありつつも毎度変化のある「作る場」を担ってくださいました。
中でも今回、くらこと初出展のMAYAMさんによる「原石の菓子楊枝づくり」は作ることを音でも表現してくれて、心地良い音色を場内に響かせてくださいました。それもこれも沢山の準備をしてくださった結果と思えば本当に感謝感激雨嵐、あられ。ありがとうございました。

 

 


最後に。

今回、スタッフでもなければ出展者でもなくて、どっこいお客さんでもないあの方がオフィシャルカメラマン的なポジションで会場を全力で撮影してくれて、頼んでもいないのに全出展者の写真を送ってくれて、オウ(マジか…。)と驚きを届けてくれた木村さん。
たった一日であれだけの撮影をしてくださったことへの感謝はもちろんのこと、人と人、人と物が相対する沢山のシーンを撮影してくれたことには愛のひと言しか感想が出てこず。正直そこまで期待していなかった私は反省の意を込めて丸坊主にする必要があったりなかったりしないんですが、とにかく彼の全力が伝わってしまったものだから、これは真面目に向き合う必要があって、どこかの機会でまともな感想と次のことを相談させてもらいたいと思っているという当人に直接言うべきことをここで書いてみた的な感じで終えるとする。

今度こそ、
最後に。


 


 

くらしのこと市は静岡手創り市が主催する会場で、その年を締めくくるものであります。
そして、他にはない、作品体験を軸とするクラフトフェアですから。
これからも小さくても、地味であってもいいから、会場内の各所で体験を目の当たりにできる景色を作ってゆきたいと思います。

手と手が生み出すさまざまな体験の場を皆さまと。
2022年もありがとうございました。

名倉哲
@satoshi_nagura_

 


▽2023年のくらしのこと市

 

#くらしのこと市2023

会期:2023年12月9日(土)10日(日)

申込期間:6月上旬から1ヶ月ほどを予定

会場:静岡縣護国神社

公募の詳細はまた来春ほどにご案内致します。
しばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。


 

 

【閉幕】

 

くらしのこと市

公式アカウント

@kurashinokotoichi

出展者紹介は公式HPよりどうぞ
▷http://www.kurakoto.com/index.html

「開催日」
2022年12月10日(土)11日(日)
10日(土)9:00-16:00
11日(日)9:00-16:00
※雨天開催

「開催場所」
静岡縣護国神社
住所:静岡県静岡市葵区柚木366
注)来場者専用駐車場は御座いません。



#くらしのこと市2022
#くらしのこと市
#静岡手創り市

 

 





「 くらしのこと市2021 / 日記 」

 

 

今季のくらしのこと市が閉幕し2週間。

出展者の皆さんへ売上をお支払いしたり、出展料を支払ってもらったり、お金のことは平らに処理されました。ほぼ。

 

正味な話をしますね。

ここで書かれていることがくらことの会計がこうなっている。

その理由と仕組みに繋がります。

 

くらことは出展者より1区画あたりの出展料をお支払いいただく通常のクラフトフェアの形態ではなく、売上に応じて予め決められた契約、マージンを元に支払う支払ってもらう、という世間一般的な店舗さんや百貨店のような形式を取っている。その理由は端的に、普段の静岡手創り市とは異なる規模でやっているからです。運営し続けるために必要な原資がある。正直な理由です。

ちなみに、私どもでは、売り上げに対して工芸部門は20%、フード部門は18%のマージンをいただいております。

なお、店舗さん百貨店さんは通常、40%のマージンが通常でして私どもの2倍、場合によっては50%のマージンを作家さんが支払うこともあります。

具体的に説明すると、40%のマージンを設定した場合、3000円のコップは作家へ1800円手に渡り、店舗あるいは百貨店などに1200円渡る訳です。それを高いとみるか安いとみるか。というよりも、その価値があるかどうか。それはどういった立場によって見るか?世代によってのギャップ?等々の違いがあるかもしれません。

いずれにしても、SNSの発展と共に、作り手の過大なマージンの負担に疑義があることはよく耳にすることで、場合によっては、店舗または百貨店と呼ばれる場所は、それなりのインテリアを用意した不動産業。そういった見方もあるようです。

手厳しい見方ではあると思いますが、要は箱を作っても仕事をしてるかどうかは別の話。そういったことでしょう。

とまれ、あらゆる条件、数字は永い年月の慣習と双方の納得感によって決められたものであり、単に高い安いという話ではなく、そういった高い安いといった単純な話だけに帰結することは、視野狭窄もしくは自分勝手、という風に受け取られることもままあります。

この辺りの話になると各論ばかりで収集つかなくなるのでここでは差し控えます。

 

 

 

といったように、世間で流布された数字、条件というのは、一定の常識または慣習または根拠らしきものがあって設定されている。そういったものであります。

ま、この辺りの話は、誰もが社会生活の中でお金というチケットを持って、右から左へ、または左から右への経済活動をすることをやっているのですから釈迦に説法かもしれません。

裏も表もないのですが、こんな背景があります。

それは私どもも同様で、規模にあった活動をしてゆくために得るものが必要である。

そんなことをまずは書かせていただきました。

いきなりお金の話は粋じゃありませんね。ええ。すみません。

 

 

 

 

つまり、くらことは出展者より通常の出展料よりも大きな対価(お金)を支払っていただき、くらことの成功ってなんだろね?という共通の目的を共有しつつ、提案し、体験の場を作っているクラフトフェアです。

お金が先か?提案と体験が先か?はたまた?これは卵と鶏の話でもありますね。もはや。

 

さて、先ほどよりずっとお金の話ばかりで、クラフトフェアに吹く清廉な風?とは異なる話ばかりかもしれません。

実際の現実は社会のどことも変わりはありません。がしかし、私どもは出展者とも安易に手を握り合うことはありませんし、もちろんお客さんと安易に手を握るつもりはない。要するに、成功に対しての対価に補償はないという意味で、チャレンジしたから報われる。そんな約束も鼻からないってゆうのが所謂労働で得られる対価の約束と違うのかもしれませんね。ええ。

 

さて、そろそろお金の話ばかりじゃなく。

今季提案したことを語ってゆきたいと思います。

 

今季の提案、体験の場は大きく三つ。

 

「燗酒や くらこと」

http://kurakoto.jugem.jp/?eid=291

 

「甘酒とゴブレット」

http://kurakoto.jugem.jp/?eid=294

 

「梅とお茶とワイングラス」

http://kurakoto.jugem.jp/?eid=296

 

となります。

 

この後はそれぞれの場を私なりに語ってみたいと思います。

 

 

 

「燗酒や くらこと」

http://kurakoto.jugem.jp/?eid=291

 

静岡手創り市のスタッフでもある女将こと橋本さんが担うこの場所では、参加作家より届く酒器を使って、燗酒を楽しみ、さらに酒器で遊んでもらおう知ってもらおう、その上で、作家のことも紹介してゆく。

ざっくり言えばそんな場所です。

彼女に対して、私からあれこれ言うことはありませんが、やったことに対して意地悪に?感想をすることはあります。なんらかのハラスメントでしょうか?

今季も彼女は小さな小屋の中でそれ以上のエネルギーをもって魅せてくれました。

ある時にはうるさ型?のおじさんたちが屯っていて(皆さんいい笑顔でした!)ある時には男女世代関係なく入り混じる空間。

彼女と酒器と信頼できるお酒が三位一体となって作られた場所だと感じました。

2022年。どんな提案をしてくれるのでしょうか?乞うご期待。

 

 

 

「甘酒とゴブレット」

http://kurakoto.jugem.jp/?eid=294

 

随分前にスタッフとして関わってくれた農家の娘?椎茸とか作ってるみたいですけど?よく知りませんが…山梨さんが担うこちらでは読んで字の如くの提案をしていました。

訳あって小屋の制作を同じく出展者のskywalker balery&cafeさんにお手伝いいただき、形にできました。

甘酒の元になる麹は市内駿河区にある鈴木こうじ店さんのものをベースにしています。

元の麹が活き活きしているものですから。その個性を活かすためには単に甘酒を出せばいい、アレンジすればいい、というわけにはいきません。けれど、彼女は麹をしっかり活かし、作家のゴブレットを使いこなしていたと思います。

なにより、作家より預かったゴブレットをお客さんに使っていただく沢山の機会を持てたこと。

これまでの彼女とはひと味違ったくらことだったんじゃないかな?と思います。

そのことに自信を持って欲しい。そんなことを思いました。

 

 

 

「梅とお茶とワイングラス」

http://kurakoto.jugem.jp/?eid=296

 

ここでは出展者のうめぼしの松本農園さんと茶屋すずわさんが参加作家2名のワイングラスを使って、各々が用意したメニューを提供してゆく場所。です。

一昨年ぶりの今回、ほぼほぼ私の方で何かお願いすることもなく、淡々と進めて参りました。

こう言ってしまうととても無責任に思えるかもしれませんが、信頼して任せるってそういうことだと思うんですね。

信頼できるからこそ、私ども運営はアナウンスすること、リスクを管理すること、問題があったかどうか?問題が起きたならその対処をすぐ実施する。必要なことですし、なんでもかんでも口を挟む必要はない場所もある。人によって異なる。ただそれだけのことだと思います。

とはいえ、ここでも多くのお客さんにお楽しみいただき、くらことにおけるひとつの定番になってゆくんじゃないか?そんな小さな希望を持ちました。

松本さん、渥美さん、二日間ありがとうございました。

 

 

ここまで駆け足に綴ってきました。

ええっと、こうやってパソコンをカタカタしてここまで5分程度。

カップラーメンだとアウト!ですが、カップ焼きそばならセーフ?なのかな。

ええ、私が書く日記は一気呵成に書いてます。

開催する前に考えてきたことと現場が全て繋がってますから。

あまり思い返すこともありませんし、やたら揉まない方が日記らしいと思いますし。

何より私は物書きじゃありませんから。

時間をかけて良いもの書こう!といった意識や目的はありません。

ひとつ何かあるとすれば…

時間をかけると余計なことは書かなくなるでしょうね。

例えば冒頭のようなお話。

触れなければ、そっとしておけば、きっと人々は忘れてくれる?みたいなこと。

逆に、そういうことは書きたくなるんです。物事を清算するために。

 

 

 

最後に。

こんな私ども静岡手創り市がつくる「くらしのこと市」にご参加下さった皆さまへ。

 

閉幕後のアンケートを集約し、年明けの早い時期にスタッフ内で反省会を実施致します。

今季のくらことで問題と改善があるとすれば一目瞭然、それは現行の会計のこと。

これについてはまた後日、現場を担ったスタッフの意見をしっかり取り入れ、また後日、アナウンス致します。

今は各論をごちゃごちゃやってる時じゃなく、何か新たな判断をするべき時ではありませんから。

 

更に。

 

今季の体験の場は、

飲み物中心の場所だけでしたから。

コロナ禍だったからという免罪符を2022年は言わない。

そうなれるようこれまで行ってきたこと、新たな提案を実施してゆきます。

 

そして、

 

今季のくらことで起こった、主にフード部門の皆さんの自然発生的なコラボの提案。

2022年もその辺りをしっかり掬い取り、広報してゆけるよう、侃侃諤諤なやり取り?を進めてゆきます。

 

ご参加ご来場、ありがとうございました。

 

 

 

皆へ。

ご苦労さまでした。

 

名倉哲
@satoshi_nagura_

 

 

 

2022年の開催は12月第2の週末を予定しております。

詳細は2022年初夏の案内を予定してます。

 

#くらしのこと市2021

 

公式ウェブサイト http://www.kurakoto.com/

インスタグラム instagram.com/kurashinokotoichi/

 

日時:12月11日(土)12日(日)

 

会場:静岡縣護国神社

注)来場者専用駐車場はありません

 

 





「開催に向けて考えていること」(#くらしのこと市2021)

 

 

くらしのこと市 2021

会期 12月11日(土)12日(日)

会場 静岡縣護国神社

https://www.instagram.com/kurashinokotoichi/

 

開催に向けて色々検討中。

HPでの詳しい出展者紹介も絶賛準備中なり!

 

今日は開催時のお願いと現在考えていることを案内します。

長文ならまだしも、蛇足も多いのはいつものこと。

どうかご理解の上、最後までお付き合い頂けたら幸いです。

 

 

▽出展者の会期前2週間の検温

 

これは本年度中は必要なことだと思うし、やっておいて損はない。

こんな言い方すると怒られそうだが、、

何かあった時の責任問題が広範に広がらない為。

手続きと手段として必要な時期ではある。今はまだ。

そう考えてます。

 

▽マップは配布しない

 

くらことは一の鳥居からずっと真っ直ぐ砂利道の参道に出展者がずらっと並んでいるだけ。

という言い方は主催としてどうかと思うし、それっぽく華を添えればいいと思うが、事実なので正直な表現ではある。

なので、簡易的なマップを主要出入口の看板に掲載するだけにします。ご了承ください。

 

▽マスク着用、手指消毒とか

 

これについては「外してもいいですよー」とか、そんなことは僕ら如きが発信することでもないので、世間、社会の動向次第。

思うことは、、自由よりも失敗しないことを優先する。同調性が担保されないと不安な社会のここ日本ではまだまだ先のことではないでしょうか。それも一つの選択肢、そんな雰囲気で安寧がはかられる。そういったことを間違ってる!と断定はできません。これも空気かもしれない。

個人的には、人のいないところでマスクする訳ねえだろ邪魔くせえ派の正しいマスク着用?を心がけている私としては、誰も人がいない、または充分な距離があるのにマスクして歩いてる人見ると(それはほとんどだが)その目的は?と不思議に思うが「いちいち外す方がめんどー」「今は寒くなってきたし暖かくてちょうどいい」など、女性においては「お化粧しないでラクショーだから」という声もあるようなので、そういうもんか。いろいろだねえ。と眺めている。

それをもって知恵とは言わないが、諸事情ありってことで理解している。

ええっと、結論としては、引き続き「マスク着用」「手指の消毒」の協力をお願いします。

 

ここまでは「10月の静岡手創り市と同様でおねげーします」ってゆう端的な案内で済むことをダラダラ綴ってきただけ。

いつもこんなでスミマセン。

 

本投稿の本題はここから。

 

 

※写真は2019年のくらしのこと市開催時の様子

 

▽ベンチの設置を検討してます

 

場内のあちこち、やたらめったら設置することはしませんが…(今後もしません)

フード部門の方の出展場所に「消毒の対応ができる」など「出展者自身の管理を前提」にベンチの設置をしようかなと考えてます。

 

1、運営はベンチの配布と回収を行う(これはこれで大量だし、人員を割くので結構大変)

2、運営がお願いすることをしっかり運用できるフード部門の方のみベンチを配布

 

こんなことを考えてます。

 

なので、ひとりで出展するフード部門の方にはベンチは配布しないでしょう。

なぜって約束事が担保できる最低人数は2名からだと考えるから。

「出来るだけ頑張ります!」は「出来ないのも仕方ない…」と結果的に同義です。

 

現状、設置します!とまでは云えませんが、検討はしてますし、この後、フード部門の出展者の皆さんにも意見を募ってみようと思います。もちろん、感染状況に応じて変化に対応できることも前提に含め。

 

本日の本題はここまで。

 

 

いずれにしても。

 

良い空気が流れる会場を作るには、

運営・出展者・ご来場者の理解と協力がなければ叶いません。

 

ただしそれも、

運営が常に「思考停止」ではない前提があってのこと。

 

うちうちだけで結論づけてそれっぽい案内をする運営は人間を見てません。靄がかかっているでしょう。

そういった運営の世界観は、なんとなく社会、それと自分たちの存在と足元もしくは財政状況いわば財布を第1にしている。

ま、商売だしね。それはそれで間違ってはいない。必要条件ではあるのかな?

でも、規模が大きいから。関係者が多様だから。それが罷り通るのはは平穏無事な時だと思いますから。

平穏無事であっても僕らは僕らなりにこれからも結論だけを語らないようにしたい。

多様な声を知りたいですし、その上で「今回はこんなところかな」を案内したいです。

 

その時々是々非々で対応しアナウンス。

変化にも柔軟に対応できるのが便利なツールを持ち、そのほとんどをタダで利用する人間の責任のようなものだと僕は思いますから。

 

最後に。

とある出展者の方が共有してくれたテキストを案内し、この投稿を終えます。

 

晶文社、オンライン「スクラップブック」

GEZAN マヒトゥ・ザ・ピーポーさんの連載記事

「第14回 フジロック2021」

http://s-scrap.com/6316

 

記憶に新しい、でも、あらゆることを忘れがちな私たちにとって思い返す価値のある言葉だと思います。

表現者の声であり、かつ、レーベルやフェスを運営する営みを担う人の声として。

 

コロナと併走するのが通常運転の今、現実の営みも担っている人の言葉こそ血の通ったものだと思いますから。

お付き合いありがとうございました。

 

名倉哲

 

 

「この後の流れ」

 

11月初旬 公式サイトの更新&出展者紹介スタート

12月 本開催

 

 

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公式ウェブサイト http://www.kurakoto.com/

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MAIL shizuoka@tezukuriichi.com

 

お問い合わせは下記メールアドレスまでご連絡下さい。

 





「テーマはおひとり様(続)」

 

 

一昨日の投稿に続き、

本日も今季くらしのこと市についてのテーマをご案内。

 

2021年の「くらしのこと市」のテーマは ” お ひ と り 様 ” ということで、私どもが提案する企画は原則、ひとりで参加する場所になる想定です。(注、ひとりきりという訳ではなく)

 

くらことは作品の体験を軸にするクラフトフェアですから。

自然と作品と向き合うことを深めるような機会を作ってゆく。

 

向き合うことを深める機会=おひとり様。という位置付けで合致するんじゃないか?

それに、コロナ禍での開催ということになれば、安全はもちろんのこと安心の担保も必要で、なおのこと「今」とも合致している。

そんなことを思いました。

 

 

現在、想定しているスタッフによる企画は現在2つ。

 

「甘酒とゴブレット」

「燗酒や くらこと」

 

前者は初めての提案でして、後者は2019年に思いの外?大人気だった提案ですね。

 

 

「甘酒とゴブレット」について端的に言えば、

足付きの陶器製を中心したカップと甘酒を一緒に提供といったもの。

甘酒は提案するスタッフのオリジナルのアレンジらしく、すでになかなか良い提案が届いてます。

 

 

 

「燗酒や くらこと」は言わずもがな。

スタッフセレクトの燗酒を様々な酒器で提供。

酒器という嗜好性の高いものを選ぶことから始め、ちょっとした案内もついてくる。

ちょっとしたおつまみは?今のこのご時世、どうなんでしょうね。。(未定)

 

共にそんな感じでございます。

 

 

もちろんどちらも単に正解を伝える場所ではありませんから。

スタッフでありつつ、ひとりの使い手たる人間として「私はこんな風に思ってます」「こんな使い方がいいんじゃないかしら」という提案の場所ですから。

提案に対して、参加する皆さんが更に「教えてくださる」機会になってもいいと思いますし、新たな知見の機会になってくれたらそれはそれで「やった甲斐」があるというもの。

 

堅苦しいものにはせず。

かといって、甘酒や燗酒を楽しめればいい…だけじゃない場所にする最低限のクオリティ?

必要なんでしょうね。

 

とまあそんな感じで、次なる投稿はちょっと早めの公募案内。(5月6日を予定)

くらしのこと市は通常のクラフトフェアとは異なる場所ですから。

早めの投稿をして、公募の内容の理解を深めてもらったり、気になることがあれば聞いてもらったり、そんな時間を作ること。

必要なことですから。

 

ご覧いただけたら幸いです。

よろしくお願い致します。

 

名倉哲

 

 

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「テーマはおひとり様。」

 

 

2021年の「くらしのこと市」のテーマは ” おひとり様 ” となりました。

 

意識はしておりませんでしたが、

コロナ禍における安心安全を求める上で

おおよそ合致するテーマに相成りました。

 

くらことは体験を軸とする、

作品と向き合うことを提案するクラフトフェアということもあり、

 

テーマ「おひとり様」はこれ以上ないものとして

「なぜこれまで気がつかなかったのだろう?」と思えるほど

スッと沁みわたるように腑に落ちました。

 

「おひとり様」というテーマのもと、

スタッフが提案する更なるお品書きを先ずは描き、

さまざまな出展者と共に今季のくらことを迎えたいと思います。

 

 

会期は12月11日(土)12日(日)。

公募期間は7月1日〜8月1日消印まで。

 

 

公募の更なる詳細はまた後日ご案内。

乞うご期待で、ございます。

 

名倉哲

 

 

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1月15日 反省会を終えて。

 

 

 

先週末のこと。

2019年のくらこと反省会を実施しました。

 

反省会は事前にスタッフより届く感想文をもとに実施。

今年できたこと、反省点をまとめ、その後は各部署ごとに2020年の豊富(目標?)をまとめお開きに。

 

ここで細かなことを書きませんが、、

 

2020年は「スタッフがつくる長屋」をテーマに会場全体を作ってゆきます。

 

乞うご期待!

 

名倉

スタッフ一同

 

 

 

 

くらしのこと市 2019

会期:12月7日(土)8日(日)

7日(土)10:00−16:00

8日(日)9:00−16:00

会場:静岡縣護国神社

 

 

 

公式ウェブサイト http://www.kurakoto.com/

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shizuoka@tezukuriichi.com

お問い合わせは下記メールアドレスまでご連絡下さい。

 

 

 

 





カレーの撮影(KOV CAFEさん)

 

 

今季の「くらしのこと市」にむけて、それぞれの担当スタッフは日々準備を進めている。

 

私は今日、フード部門出展の「KOV CAFE」さんのカレーの撮影をした。

器はこれまた参加作家の「大園篤志」さんの大皿。

 

今回、コブカフェさんには通常の出展の他にも、出展作家の大皿をつかった特別メニューの機会を設けてもらう。

 

タイトルは「大きな器とカレー」という何のひねりもないものだ。

申し訳ないこと、この上ない。

 

けれど勘違いしないで欲しい。

 

タイトルはなんらひねりはなくとも、使われる器は素晴らしいし、そもそも盛りつけられるカレーには旨味も酸味も苦味も香りもあって、なにより味わい深いスパイスがグッと効いている。なんというかその、ひねりまくりだ。

 

明日もコブカフェさんのカレーを使って撮影は続く。

明日の続きはこの後に続けようと思う。

 

乞うご期待。

 

名倉

 

追伸。

特別メニュー「大きな器とカレー」は2日間に渡り、それぞれ1店舗づつが実施いたします。

詳細はまた後日、ご案内致します。

 

 

 

公式ウェブサイト http://www.kurakoto.com/

インスタグラム instagram.com/kurashinokotoichi/

 

くらしのこと市担当 shizuoka@tezukuriichi.com

お問い合わせは下記メールアドレスまでご連絡下さい。

 

 

 

 

 





申込締切は7月31日事務局必着です!(くらしのこと市2019)

 

 

 

2019年「くらしのこと市」の申し込み締め切りまであと僅かとなりました。

申込締切は7月31日事務局必着まで

 

 

くらしのこと市 2019 / 応募案内と規約について

http://kurakoto.jugem.jp/?eid=261

 

 

くらしのこと市は器を中心としたイベントになりますが、器の作り手以外にも、ほか、様々な手仕事を営む作家や店舗が出展致します。

 

ご応募をお待ちしております!

 

 

 

 

 

 

 

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公式ウェブサイトhttp://www.kurakoto.com/

インスタグラムinstagram.com/kurashinokotoichi/

 

2019年12月7日(土)8日(日)

7日(土)10:00〜16:00

8日(日)9:00〜16:00

※雨天開催 

 

開催場所:静岡縣護国神社

静岡県静岡市葵区柚木366

※ご来場者専用駐車場の御座いません。

 

 

 

 





2019年のくらしのこと市…

 

先日のこと。

昨年、2018年のくらしのこと市の反省会をしました。

 

https://www.instagram.com/p/BuOcZ5DnIqI/

 

https://www.instagram.com/p/BuQbJWdHkUS/

 

 

その上で、、

 

2019年、今年のくらしのこと市がどうなってゆくのか?

現在は定かではありません。

特にカフェのこと。

 

けれど。

 

わたくし、名倉の2019年はくらことを最大の目標として1年を過ごそうと思ってます。

 

 

器を介した体験の場、という具体的なチャレンジ。

世界を表現する、という抽象的なチャレンジ。

 

どっちもあるべきでしょう。

 

人間だもの。

 

名倉

 

____

 

 

 

 

くらしのこと市

 

公式ウェブサイト www.kurakoto.com/

インスタグラム instagram.com/kurashinokotoichi/

 

 

 





くらしのこと市 2018 : 日記

 

 

「今回、会場が変わってどうですか??」

「いやあ〜大きな声じゃ云えませんけど、あと一ヶ月延期したかったですよ」

「え?なぜ??」

「えっと…本番間近で準備も大詰めになって…」

「ふむふむ」

「あとは現場へ向かうだけってなった時にですね…」

「ほうほう」

「急に頭の中が想像し始めたんですよ、勝手に」

「え、どんな?」

「会場を護国神社に移したからこそもっと出来ることある!って」

「器の提案。もっとしなきゃ駄目っしょ。って。」

「え、じゃあ、正月にやるんすか?それはないでしょ〜」

 

 

そんな会話から始まった2018年のくらしのこと市も会期を終えて3週間が経とうとしている。

もう随分と前のことのように思えてしまうのはなぜだろう。

 

今回、会場を木藝舎Satoより護国神社へ移して初めての開催だった。

誰もが感じていた、いろんな人に聞かれた、『A&C静岡との違い』ってなんですか?

そして、その違いを生み出すことが出来ただろうか?というのが大きなこれからの課題。

さらに、わたしの頭の中では既にいくつかのやりたいことが生まれている。

それを話し合うのは年明けのスタッフ内での反省会。

今から楽しみだ。

 

 

 

 

今回のくらことスタッフは3つのチームに別れ、2日間を過ごした。

 

カフェチームはこれまで同様、元静岡スタッフと現在静岡スタッフの混成。

会計チームは静岡スタッフを中心に、東京スタッフ、ヴィレッジのスタッフ、元静岡スタッフと全ての会場から動員。

そして外回りチーム。主に男性陣を中心とする静岡スタッフと元スタッフ(元スタッフの彼は春よりA&C静岡へ復帰することに)。

ついでを挙げれば、、夜間警備は東京スタッフのRくんも。

 

誰かがいった。

「手創り市オールスターですね」

その言葉がダサすぎてスルーしたが、内心はこうだった。

「ん?君は君自身をスターとして認識しているのか?ほうほう。」

 

そんな訳で、今回のくらことは手創り市が運営する会場の中でも最も大きなチームだった。

 

まずは集ってくれた彼ら彼女らにお礼を言いたい。

そして、来年もまた、こんな風に混成チームでやれたらな。

そう思っている。

 

 

さて、ここから先は淡々と時に感情も交えつつ日記を綴ってゆく。

無駄に長文となりますが、ご覧ください。

 

 

 

 

前々日準備、そして前日準備。

開催にむけての準備は2日間にかけて行われた。

 

いつもの護国神社よりも少ない出展数。

けれど、いつもとは異なるブースのサイズに、ブースの間隔。

出展場所によって異なる光りの入り方や参道からの見え方を考慮しながらのブースの間隔作りは、今回の準備の肝だったように思う。

作業を始めたばかりの時は「ここを早く終わらせないとまずい…」という消極的な姿勢のもとに進めていたが、作業を進めるうちに想像だけが広がり段々と楽しくなってきて、想像と妄想が入れ子の頭の中は時間の概念を忘れ、ウキウキワクワクと一進一退を繰り返してたらいつの間にか夕暮れがやってきてしまった。

私の悪い癖だ。周囲に迷惑をかけなければ、いくら時間をかけても構わない、というその精神。

そして、決めたことを決めた通りにやるだけは阿呆のすること。予め決めておくことの必要性は決めたこと以上をする為だ。という際限のない方針。

ま、これは現場に身を置く限り変わらぬものだろう。

いつか管理するだけのつまらぬ立場になったらきっとその辺りも変わるんだろうけど…

 

夕暮れも夕闇となる頃、場内で使用する木製のベンチを出していたら、山の方より数匹の狸たちが降りてきたので、ベンチを出す作業を止した。

彼らか彼女らか知らないが、狸たちの時間を邪魔するのは無粋ゆえ。

だってそうだろう。

自分が逆の立場だったら、俺たちのシマを時間を邪魔するな!ってなるだろうから。

 

夕闇も完全に夜が始まった頃。

木藝舎の方々がカフェの小屋と会計ブースの小屋を作りにやってきてくれた。

ふだんの仕事を終えた後のこの作業。

それ故、尚更感謝してもしきれない。

今回もありがとうございました!

 

 

 

 

初日。

集合時間よりも1時間半ほど前に会場に到着し、残ったベンチ出しを行った。

まだまだ夜明け前故、一緒に手伝いをお願いしていたスタッフは大変だったろう。

斎藤くん城津くん。ごくろうさまでした。

 

搬入を終え、出展者の方々の設営を終えた頃、会計ブースのリーダー的なスタッフ、佐藤さんによる出展者に向けての朝礼が始まった。

朝礼では首から下げる登録証を配りつつ、作品販売時に利用する販売用の伝票の書き方を案内した。

 

彼女は今回、最も混乱が予想された会計ブースをまとめる為、多くの時間を準備に割いてきたように思う。

会計のやり方は基本、これまでと大きく変わったことはない。

けれど、会計窓口を増やし、会計作業に馴れぬスタッフが本番当日初めて現場を共にする、その2点の不安要素は準備でどうにかなるものではないけれども、実際的な準備と心の準備をしておかなければ問題が起きた時に対処も出来ず。

 

問題発生時に対処の出来ないリーダーはリーダーにあらず。それは役立たず。

対処が正解かどうかは別として、右往左往するのだけのリーダーはいただけない。

問題があれば原理原則に基づき再度見直し、周囲の了承を基に決定、実行。

現場ではその程度のことしか出来はしない。

けれど、その程度のことさえもあくまで準備をしてきた人間のみが出来ること。

そういうことだ。

 

幸いにして、佐藤さんの準備とこれまでの努力。

そして、周囲のスタッフの丁寧な仕事もあり、2日間を無事に終えることが出来た。

 

今回のくらことを経て、彼女は自分なりに成長出来たと思っただろうか?

仮に成長したと思えたのであれば、次はなにを伸ばしてゆくのか?

そういったことも想像しながら向き合ってくれたら幸いだ。

そのことを今度聞いてみようと思う。忘れてなければ…

 

 

 

 

2日目の朝。

 

酩酊状態だった私はどうにかこうにか朝礼を乗り切り、一旦実家へ帰り、湯につかり仕切り直しをした。

昨晩のことを思い出そうにも全く思い出せないので、とある男性スタッフに確認すると、とてもユニークな夜だったようだ。

それは余りにも酷くて滑稽で、自分にそんな明るい一面がまだ残っていたのか?と驚いて、他人事のように笑えたが、とてもじゃないが書けないので、ここでは入口まで。

そんなこと。こんなこと。あんなことがありました。

これは蛇足です。

 

 

2日間の開催中、とても救われたと思うような景色を見れたのでここで紹介しておきたい。

 

静岡スタッフとして加わって間もない、梅野くんと寺尾くん。

彼らは同年代で端から見ていて、なんだか良いコンビ。

 

彼らの明るく溌剌とした姿は、私が不安に思っていたことをおおよそ解消してくれたし、とても頼りになった。

彼らはそのことを意識していたのかどうかはわからないが、結果がすべてのこの世の中では行動こそが結果の端緒ゆえ、今後の静岡の現場は彼らのような人間が引っ張ってゆくだろう。きっと。

 

彼ら2人は主に外回りを担当するスタッフ。外回りのリーダーは齋藤くん。

外回りが行うことはいつもと一緒だが、いつもより人数が少ない故に、予め与えられた休憩時間が少ない。

そのことへの不満は当然考えられるし、気になっていたことだが、どうにもならなかったこと。

 

リーダーの齋藤くんの機転もあり、その時々でローテーションを変更しつつ、少ないながらも休憩時間を作ってくれていた。

とはいえ、気になるものは気になるので、たまたま会計ブースに来ていた寺尾くんに「会場を見れているか?」と聞くと、こう返ってきた。

 

「思ってたよりも会場は見れてますよ。ちゃんとした休憩時間は少ないですけど…

そこは馴れたメンバーですし、齋藤さんもローテーションのやりくりをしてくれてます。

なので、移動がてら会場を見れてます。買い物は明日になりますけどね。楽しんでます。」

 

気遣いも半分込み、いや、半分以上だったろう。

けれど、彼らのように自分也にやりくりしてくれるその配慮はスタッフの鑑だと思った。

そのことに甘えてはいけないけれど…ありがとう。

 

 

 

 

今回、会場を護国神社に移しての開催で最も変化のあったのは、くらしのことカフェだったろう。

けれど、あくまでそれは環境の変化であって、本質的な変化ではなかったはず。

あの空間と提案はこれからも続けるとして、今後は更なる変化と進化を続けてゆきたい。

 

それにしても、、

 

カフェチームの4人は朗らかに楽しそうだった。

ある程度、これまで固定されたメンバーだったからこその安定感。

続けてきたからこそのお互いの信頼感。

これはこれで一朝一夕では作り得ないもの。

あの景色もくらことっぽさのひとつだろう。

 

準備からの2日間、ご苦労さまでした。

 

 

 

 

ここまで内々のことばかり触れてきました。

内々のことばかりでスミマセン。

 

ここから先は、2日間の開催時に気づいたことを3つ紹介してお開きとしたい。

 

 

 

ひとつ目。

 

【ふだんのA&C静岡との違いについて】

 

これについては最も議論を呼ぶ所だろうけれど、、

 

今回の開催に至っては、『違いを意識する』に留まったところだったと思う。

要するに、次の開催にむけての『きっかけ』。そういうことだろう。

 

けれど、出展者の方によっては、明らかにふだんの様相と異なる準備をしてきている方もいたことを考えれば、企画を提案する私たちスタッフからの投げかけをより重視してゆかなければいけない。

その為にはその作家さんのことを知ることから。

 

そのことを強く感じた。

 

 

 

ふたつ目。

 

【器の提案、体験する場所を増やすこと】

 

これまで、くらことと云えば、カフェスタッフが2日間だけつくるカフェで参加作家の器が体験出来ますよ。という提案をしてきて、それはSatoを会場とする規模だったからこそ、それだけで済んでいたし、カフェだけの提案に余り疑問を感じることもなかった。

けれど、護国神社に会場を移したその瞬間から、それだけでは足りない。足りなさ過ぎる。そう感じた。

 

 

 

みっつ目。

ふたつ目からの延長だけど…

 

【2019年は更に器の体験出来る場所をつくる】

 

例えば、8寸9寸の大皿が体験出来る場所。

スパイスの効いたカレーに数種類のお惣菜なんてどうだろう?

 

さらに、耐熱皿を体験出来る場所。

鍋焼きうどんなんてどうだろう?

 

そして、、

 

たくさんの蕎麦猪口の中からひとつを選び楽しめる場所。

ふつうの甘酒もいいが、大人仕様な甘酒もいいな。

 

更に、、、

 

個人的な趣味で申し訳ないが、お猪口をもちいて熱燗だけが楽しめる場所。

お客さん、作家さん、スタッフが肩を並べちゃ、だめですか?

 

これらすべてが出来る訳ではないけれど、幾つかなら出来そうだ。

参加する作家さんも巻き込み楽しめる場作りを提案してゆきたい。

 

 

体験は一方的なものではない。

双方向的なものに昇華してこそ、次なるステージが見えるのだから。

 

 

 

 

最後に。

 

2019年の「くらしのこと市」は会場を同じく護国神社とし、これまでよりも幅広い提案を参加作家と作り上げてゆきます。

器の提案だけでなく、暮らし全般を提案出来る会場を目指して。

 

会期は秋深まる時期を予定。

 

どうぞ宜しくお願い致します。

 

名倉哲

 

____

 

 

 

 

2018年12月8日(土)9日(日)

くらしのこと市

 

【くらしのこと市・出展者紹介まとめ】CLICK!!

 

公式ウェブサイトwww.kurakoto.com/

インスタグラムinstagram.com/kurashinokotoichi/

 

今回、工芸クラフト部門が37組。フード部門が18組。

計55組の出展者が護国の杜に集いました。

 

 

 








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