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【作家連載】おにぎりと、私。(近藤康弘)

 

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2016年くらしのこと市に出展する参加作家の連載記事をご案内致します。

出展者紹介がてら是非ともご覧ください。

 

(私たちスタッフこそ楽しんでいる…)

 

・・・・

 

近藤康弘

 

 

「おにぎりと、私。」

 

おにぎりを自分でにぎるのは何年ぶりだろう…。

益子に入ってからは記憶にないしで、実家でも小学生の頃ににぎった以来か…。

 

 

久しぶりのおにぎり作りに多少ワクワクした。

どうせ作るなら味にはこだわりたい!

今まで食べてきた中で、一番うまかったおにぎりっていったいどんなだったか?

 

思い出すまでもなく、自分の場合は、母が作ってくれた炒り卵おにぎりだ。

小学生時代のサッカーの試合ではずいぶんとお世話になった。

よそで食べたことはないが

特に見た目の華やかさもないから、あえて周りの目を引くことはなかったし、

炒り卵は炒り卵なもんで特別美味しいってわけではないだろう。

今思えば最初朝ごはんの残り物をおもいつきで入れたんじゃないかと思う。

でもこれが一番だと毎回リクエストしていた。

では、なぜあんなにうまかったのか?

 

 

今回はその炒り卵おにぎりを作ってみることにした。

 

大人になって、少しだけ味にもうるさくなって

「塩は塩田の塩に限る。」

「米は地域の農家さんが作った炊きたてで文句なし。」とぼやきながらの作業。

 

さらにいつからか我が家に登場したおひつでさらに米の美味しさアップ。

器の良し悪しはおいておいての自家製。

 

シンプルな食べ物だけにこれで良し、炒り卵良し!

 

…さてさて、準備が整いにぎってみる。

 

…!?。

 

手には米がこれでもかとこびりつく...

どうやら水の加減を誤ったようだ。

 

それから炒り卵の具としての適正の悪さ!

なんともにぎりづらい。

 

やっとの事で二つ目をにぎり終え、おいたとたん一個め崩壊〜。

 

 

おにぎりがこんなに難しかったとは…。

なんとか写真用にと少しの具でにぎったものとたらこで妥協するも

食べてみるとやはりまずまず美味しかった。

 

しかし、記憶のものはこんなもんじゃない。

子供時代、馬鹿面でムシャムシャ食っていたのはこんなじゃなかった。

 

...愛情。

 

やはりそうなのでしょう、

愛情に優るものなし。

 

他人におもいを込めて作ってもらったものが一番だなと気づき、

またにぎらない日々へ帰っていこうと決意するのでした。

 

あと、炊きたては熱すぎてとてもにぎれないなと思った。

熟練の母たちの手というのは本当にすごいなと尊敬の念をあらたにしたのでした。

 

 

おにぎり奥深し...。

 

 

お米もったいなし。

 

・・・・

 

【参加作家連載・おにぎりと、私。】はまだまだ連日公開。ご覧くださいね!

 

 

*2016年11月26日(土)27日(日)開催となります*

 


ARTS&CRAFT静岡手創り市
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