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作家連載記事2017:チムグスイ

 

 

チムグスイ

https://www.chimugusui.com/

 

 

「ごちそう」自分へのごほうび

 

 

改めて「ごちそう」について考えてみました。

 

いわゆる、ごちそうのイメージは、

高級食材が何品も出てくる豪華なお食事。

フレンチのフルコースやおせち料理のようなものを思い浮かべて、

イメージの中でテーブルに並べます。

それを目の前にして自分の心が喜んでいるか…

じっくり感じてみたけれど、

答えは『NO』。

 

では、私にとって何よりのごちそうで、

心が喜びに満ちるものは何だろう…

とよおくよおく考えてみた結果。

 

ありきたりだけれども、

それはやっぱり『ご飯と漬け物、お味噌汁』。

 

玄米をその都度好みの固さに精米して、土鍋で炊き上げる。

 

お米は同じ浜松の農家さんから直接購入しています。

今食べているのは、お父さんが丹誠込めて自然栽培で作っておられた田んぼを、

娘さん達が受け継いだ記念すべき一年目の新米。

 

つやつやした新米は、

もちろん何のうんちくも要らない程に美味しいけれど、

このお米が手元に届くまでの過程を知っているとなおさら尊い。

 

梅は我が家の庭で採れたもの。

先代が植えた梅の木が毎年見事な実をつけるので、

6月のはじめに友人達に手伝ってもらいながら梅を狩るのが恒例行事。

そして梅干し、梅シロップ、梅味噌などの梅仕事をする。

 

味噌も手前味噌になってからもう10年近くになる。

これも毎年2月か3月に、仲間で集まって一気に1年分の味噌を仕込む。

 

お米も梅干しもお味噌も、

どれも一気にパパッとスーパーでも買えるけれど。

 

若い農家の娘さんたちの応援をしたり、

梅の青い固い実が大きくなっていく様を眺めたり、

味噌が醸していく様を見守ったり。

梅狩りや味噌仕込みをしながら、

皆でわいわい手を動かしたりまかないご飯を食べたり。

 

そんな奥行きのある『ご飯と漬け物とお味噌汁』は、

やっぱり何よりの『ごちそう』で『ごほうび』である、

としみじみ胸があたたかくなるのです。

 

 

____

 

公式ウェブサイト http://www.kurakoto.com/

インスタグラム https://www.instagram.com/kurashinokotoichi/

 

 開催日:2017年11月25日(土)26日(日)

 場所:木藝舎Sato http://www.mokugeisya.com/cafeeventspace/

 

 







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