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お箸をつくる:その1


まったく熟していない柘榴の青々しさは、どこか乱暴ですらあるけれど、
色香もあって目が離せない。
その感覚、つくり手がつくる作品にも時折感じること。


先日のブログ更新では、「うどん×どんぶり」のことに触れてみた。

どんぶりがあって、目の前に腰の強いうどんがある。
それをどうやってたぐろう?
いい塩梅のお箸ってどんなものだろう?

そんなことを考えつつ、くらしのこと市にむけてお箸制作を進めている。

今のところ、担当する作家さんのことは書けない。
けれど、彼のつくるお箸は野趣があって、どこか繊細なところがある。
要するに、そのふたつをあわせもったものが、モノがもつ色香のようなものだろう。

柄の細工から、先に至る直線は絶妙なバランスがあって、
単なる見映えの美しさとはまた別の、あるべき方向をさぐっているような感覚。

お箸と、感覚。
きってもきれない、そのことを考えることが今は楽しい。

よりよいものをくらことにやってくるお客さんに使って頂き、
感動してもらいたい。


それではまた。

名倉






うどん×どんぶり



8月のお盆休みも半ばの頃、
2015年くらしのこと市のカフェメニューの第1弾リハーサルを行いました。

今年のくらことカフェは、どんぶりにうどんでいくらしい。

どんぶりは参加作家さんより届いているものを使って、
うどんは腰の強く小麦薫るものを。

カフェを担当する川手・山梨ご両人と、サポートの橋本さんがつくったそれは、
なかなか乙なもので、幸先のいいリハーサルとなったように思う。


どんぶりは様々な形と素材。
陶磁器だけでなく、木材をもとにした漆塗りもあったり。
かなり贅沢な仕様ではありませんか?

今年のくらことカフェ。
なんだか凄いことになりそうです。

それではまた。

名倉






「くらしの教室、打合せへ」


今年のくらしのこと市は、2日間。

11月21、22日。秋の終わり。



選考会の次の日、とある作家さんのもとへワークショップの打合せにやってきました。


この時季のワークショップってどんなものがあるんですか。

その問いに、わたしの想像以上の答えが返ってくる。

内容もそうだし、そのバリエーションの数にも驚いた。


楽しそうなものばかりで、個人的に興味をひかれるものがたくさんあった。

あれもやってみたい、これもやってほしい。

個人的な好みと、くらしのこと市という場所。そして作家さん。


いろんなことを考えて、その中から

わたしの(きっと多くの女性も)好きなものと

くらし(もっと言えば生きていくこと)を考えるうえで、

食べることと同じくらい大切なことを学べる時間にしました。



ぜひ楽しみにしていてくださいね。


くらしの教室

担当スタッフ

荒巻





くらしのこと市







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