RSS1.0 | Atom0.3



【作家連載】おにぎりと、私。(近藤康弘)

 

くらしのこと市 公式HP http://www.kurakoto.com

Instagram 

 

2016年くらしのこと市に出展する参加作家の連載記事をご案内致します。

出展者紹介がてら是非ともご覧ください。

 

(私たちスタッフこそ楽しんでいる…)

 

・・・・

 

近藤康弘

 

 

「おにぎりと、私。」

 

おにぎりを自分でにぎるのは何年ぶりだろう…。

益子に入ってからは記憶にないしで、実家でも小学生の頃ににぎった以来か…。

 

 

久しぶりのおにぎり作りに多少ワクワクした。

どうせ作るなら味にはこだわりたい!

今まで食べてきた中で、一番うまかったおにぎりっていったいどんなだったか?

 

思い出すまでもなく、自分の場合は、母が作ってくれた炒り卵おにぎりだ。

小学生時代のサッカーの試合ではずいぶんとお世話になった。

よそで食べたことはないが

特に見た目の華やかさもないから、あえて周りの目を引くことはなかったし、

炒り卵は炒り卵なもんで特別美味しいってわけではないだろう。

今思えば最初朝ごはんの残り物をおもいつきで入れたんじゃないかと思う。

でもこれが一番だと毎回リクエストしていた。

では、なぜあんなにうまかったのか?

 

 

今回はその炒り卵おにぎりを作ってみることにした。

 

大人になって、少しだけ味にもうるさくなって

「塩は塩田の塩に限る。」

「米は地域の農家さんが作った炊きたてで文句なし。」とぼやきながらの作業。

 

さらにいつからか我が家に登場したおひつでさらに米の美味しさアップ。

器の良し悪しはおいておいての自家製。

 

シンプルな食べ物だけにこれで良し、炒り卵良し!

 

…さてさて、準備が整いにぎってみる。

 

…!?。

 

手には米がこれでもかとこびりつく...

どうやら水の加減を誤ったようだ。

 

それから炒り卵の具としての適正の悪さ!

なんともにぎりづらい。

 

やっとの事で二つ目をにぎり終え、おいたとたん一個め崩壊〜。

 

 

おにぎりがこんなに難しかったとは…。

なんとか写真用にと少しの具でにぎったものとたらこで妥協するも

食べてみるとやはりまずまず美味しかった。

 

しかし、記憶のものはこんなもんじゃない。

子供時代、馬鹿面でムシャムシャ食っていたのはこんなじゃなかった。

 

...愛情。

 

やはりそうなのでしょう、

愛情に優るものなし。

 

他人におもいを込めて作ってもらったものが一番だなと気づき、

またにぎらない日々へ帰っていこうと決意するのでした。

 

あと、炊きたては熱すぎてとてもにぎれないなと思った。

熟練の母たちの手というのは本当にすごいなと尊敬の念をあらたにしたのでした。

 

 

おにぎり奥深し...。

 

 

お米もったいなし。

 

・・・・

 

【参加作家連載・おにぎりと、私。】はまだまだ連日公開。ご覧くださいね!

 

 

*2016年11月26日(土)27日(日)開催となります*

 


ARTS&CRAFT静岡手創り市
Mail shizuoka@tezukuriichi.com
HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com
twitter
Facebook
Instagram
 

 

 

 





【作家連載】おにぎりと、私。(yuta)

 

くらしのこと市 公式HP http://www.kurakoto.com

Instagram 

 

2016年くらしのこと市に出展する参加作家の連載記事をご案内致します。

出展者紹介がてら是非ともご覧ください。

 

(私たちスタッフも楽しみ楽しみ)

 

・・・・

 

yuta 須原健夫

 

 

『おにぎりとわたし』

 

想い出が……無い!

おにぎりについての想い出を文章にしようと、机に向かい、一人途方に暮れる。

 

自分にも三角のおにぎりの想い出がある。

なんの疑いも無くそう感じていたのが、

今では不思議ですらある。

けれど、よくよく考えてみると自分には、

おにぎりにまつわるエピソードどころか、

コンビニ以外で三角のおにぎりを食べた記憶がほとんど無いのだ。

 

そもそも冷静に考えてみれば、ウチのおにぎりは丸いじゃないか!

……いやいやそれなら、

丸いおにぎりの想い出を記事にすれば良いじゃないかと記憶を辿る。

想い描く。ある日の我が家の食卓を。工房での昼食を。

 

ラップに包まれた、ずんぐりと丸いおにぎり。

思いっきり壁に叩きつけた瞬間のボールのように少しひしゃげたフォルム。

それをレンジでチンして。

箸でほぐして食べる。

 

……。

 

なんということでしょう。

自分は真実から目を背けていたのだろうか。

我が家にとっておにぎりとは、想い出の詰まった料理では無く、

ジップロックよろしく食物を小分けにして保存する手段だったのです。

 

うつむきかけた心に、一歳になったばかりの息子の顔が浮かぶ。

 

あきらめるな、前を向こう。

これから作れば良いじゃないか。家族の三角おにぎりの歴史を。

熱々のご飯を心を込めて握って、

息子がこれから歩んでいく人生に御守りのように持たせよう。

 

ふと、隣を眺めた。

先日、思い切って買ったばかりのレザーのアタッシュケースを、

息子が金属のハンガーでバンバン!と叩いている。

 

僕は静かに微笑んだ。

 

…やっぱ、丸いやつでいっか。

 

 

・・・・

 

【参加作家連載・おにぎりと、私。】はまだまだ連日公開。ご覧くださいね!

 

 

*2016年11月26日(土)27日(日)開催となります*

 


ARTS&CRAFT静岡手創り市
Mail shizuoka@tezukuriichi.com
HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com
twitter
Facebook
Instagram
 

 





【作家連載】おにぎりと、私。(人々)

 

くらしのこと市 公式HP http://www.kurakoto.com

Instagram 

 

2016年くらしのこと市に出展する参加作家の連載記事をご案内致します。

出展者紹介がてら是非ともご覧ください。

 

(私たちスタッフも楽しみ楽しみ)

 

・・・・

 

人々

 

「お店で残った玄米をおにぎりに、お惣菜と一緒に。」

 

愛知県・名古屋の南、知多半島。

 

温暖な気候と肥沃な水田があるこの土地では

れんげ農法でお米を育てているエリアがあります。

 

れんげ農法とは、秋に田んぼにれんげの種をまき、冬の間にれんげを育て、

春に花を咲かせたれんげを土にすきこんで肥料とする農法。

 

このれんげ農法で育った玄米ごはんと、

自分たちが一緒に食べたいお惣菜を添えて。

 

そんな想いから、『人々』というお店がはじまりました。

 

現在、人々で提供しているキッシュに野菜やチーズを多用しているのも

もとはこの玄米ごはんと一緒に食べることを考えたもの。

 

 

今回、「おにぎりと私」というテーマでブログ記事をお願いしますと言われて

頭に浮かんだのは、お店のまかないで食べるこの玄米のおにぎりと惣菜たち。

 

なにか特別な日の食事ではないのだけれども、

 

自分たちの想う「おいしい」を持ち寄った中心にいる存在、

そう気づかされます。

 

ついつい、もうひとつ。

 

おにぎりと私。

 

 

【参加作家連載・おにぎりと、私。】は連日公開。

ご覧くださいね!

 

・・・・

 

*2016年11月26日(土)27日(日)開催となります*

 


ARTS&CRAFT静岡手創り市
Mail shizuoka@tezukuriichi.com
HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com
twitter
Facebook
Instagram
 

 





【作家連載】おにぎりと、私。(小川麻美)

 

くらしのこと市 公式HP http://www.kurakoto.com

Instagram 

 

2016年くらしのこと市に出展する参加作家の連載記事をご案内致します。

出展者紹介がてら是非ともご覧ください。

 

(私たちスタッフも楽しみ楽しみ)

 

・・・・

 

小川麻美

 

 

野外のイベントに出展する際におにぎりを用意して向かうことが多い。

朝早く会場に着いて、準備の合間にお腹に入れる。

むっちりとお米がつまった感じがよい。

お茶碗でご飯をいただくのとは別の美味しさ。

’おむすび’という呼び方も好き。

さぁ、がんばるぞ!と元気がでてくる。

 

さて、そのおにぎりの中身について。

 

 

王道には、やはり梅干しがあると思うのだが、

うちの場合、子供の頃、母が握ってくれたおにぎりに梅干しが入っていたことはなかった。

鮭が一番多かったかな、たらこもあった。それから昆布など。

だからなのか、今でも自分の好きな具材はまさにそれらだ。

王道の梅干しがなぜ入っていなかったのか、それは単に、母が梅干しが得意ではなかったから。

というのは大人になって知ったことだった。

 

私は、食べ物で’嫌いなもの’と聞かれたら、ほとんどないに等しいと言える。

しかしながら、敢えて’苦手’なものと言えば・・・・梅干しが浮かんでしまうのだ。 

やはり母から譲り受けてしまったのか。

梅が苦手なわけではなく、梅干し。

塩辛くすーっぱい昔ながら?のもの。 

梅のしょっぱさが顎の奥にきーんときて、想像すると唾液がにじんでくる、あの梅干し。 

 

と、そんなことを書いてしまいましたが、、、

今回、くらしのこと市のスタッフの方たちが丁寧に梅干しをつくられたことを知っています。

気持ち良さそうに天日に干されていた梅たちを見て、良い姿だなぁと。

思わず口の中がすっぱくなったけれど・・・

今年のおにぎりの企画も、中身が何であろうと、たのしみに変わりはないのです。

 

 

【参加作家連載・おにぎりと、私。】は連日公開。ご覧くださいね!

 

・・・・

 

*2016年11月26日(土)27日(日)開催となります*

 


ARTS&CRAFT静岡手創り市
Mail shizuoka@tezukuriichi.com
HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com
twitter
Facebook
Instagram
 

 





スタッフ連載「おにぎりと、私。」まとめ

 

 

くらしのこと市 公式HP http://www.kurakoto.com

Instagram 

 

・・・

 

くらしのこと市スタッフによる連載記事

「おにぎりと、私。」をお届けしています。

 

*画像をクリックして頂くと該当する記事へ移動します*

 

週明け、9月26日より参加作家紹介を兼ねて、

作家さんのおにぎりエピソードをご紹介致します!

 

 

 

*2016年11月26日(土)27日(日)開催となります*

 


ARTS&CRAFT静岡手創り市
Mail shizuoka@tezukuriichi.com
HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com
twitter
Facebook
Instagram
 

 

 





連載「おにぎりと、私。」高山

 

くらしのこと市 公式HP http://www.kurakoto.com

Instagram 

 

・・・

 

たまに友達と話していて、「好きなおにぎりの具は何か?」なんて話になる。

皆それぞれに「鮭」「梅干し」なんて答えるなか、僕は「赤飯」と答える。

 

僕の実家は、3代続く田舎の菓子屋。

最近は減ってしまったけれど、何かお祝いごとがあると赤飯の注文が入る。

父が注文用に赤飯を炊き、残った赤飯を母が「おにぎり」にしてくれる。

これが、たまらなく美味しかった。

 

実家の赤飯は、ほんのり赤い。

それは、小豆を茹でた時の茹で汁で色を付けているから。

 

小豆を茹で、研いだもち米に小豆の茹で汁を入れて1日おく。

翌日、茹で汁を捨て、小豆を戻して蒸す。

そうやって出来上がった赤飯は、色は、ほんのり赤い程度だけど、

しっかりと小豆の味がついて、美味しい。

 

 

今もほそぼそと、実家の菓子屋は続いている。

僕が実家に帰ると、たまに赤飯のおにぎりを持たせてくれる。

今食べても、美味しいなと思うし、父、母に感謝する。

 

だから、僕が好きな「おにぎり」は、小さな頃から、ずっと赤飯。

 

高山

 

・・・・

 

*2016年11月26日(土)27日(日)開催となります*

 くらしのこと市出展者紹介は9月下旬にご案内する予定です

 


ARTS&CRAFT静岡手創り市
Mail shizuoka@tezukuriichi.com
HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com
twitter
Facebook
Instagram
 

 





連載「おにぎりと、私。」橋本

 

くらしのこと市 公式HP http://www.kurakoto.com

Instagram 

 

・・・

 

おにぎりの記憶。

 

こどものころ、妹と競って作った。

ただ丸くするしかできない妹に、私は三角にできるぞと、得意顔になってみたりして。

でも逆に、丸いのは上手く作れなかった…。

 

6人家族だった我が家は、休みの朝とか、夏休みのお昼とか、

時々地元のおべんとう屋さんで大量におにぎりを買ってくることがあった。

型押しされた綺麗すぎる三角は少し苦手だったけど、

薄緑の包み紙をガサガサと開けて、

これは何味だろうー?とワクワクする瞬間は好きだった。

一番好きだったのは鳥五目ごはんのおにぎり。

 

大人になると、おにぎりを握ることはほとんどなくなった。

なぜだろう…

 

この頃よく、会社の近くのお弁当屋さんでおにぎりをかう。

陽気なおじさんがレジを打ち、ストイックそうなおばちゃんがせっせと握ってくれる。

私は梅と鮭と昆布と明太子が好きで、その時の気分で組合せる。

それを持って、海の近くの広場へ行って、海と富士山をチラ見しながら食べるのだ。

 

 

きっとみんな同じような記憶を持っている。

 

遠足や、運動会のお弁当。

お母さんのおにぎり。

みんなで食べるおにぎり。

 

それはきっと、誰かと一緒の記憶。

家族とか、友達とか。

会社の近くのお弁当屋さんは、その記憶にちょっと近いのだと思う。

 

どこかの映画も同じようなセリフがあった…

やっぱり、おにぎりは誰かに作ってもらったほうがおいしい。

と、私も思う。

 

橋本

 

 

・・・・

 

※次回「おにぎりと、私。」更新は9月17日公開。

 是非ともご覧くださいね!

 

*2016年11月26日(土)27日(日)開催となります*

 くらしのこと市出展者紹介は9月下旬にご案内する予定です


ARTS&CRAFT静岡手創り市
Mail shizuoka@tezukuriichi.com
HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com
twitter
Facebook
Instagram
 

 





連載「おにぎりと、私。」佐藤

 

くらしのこと市 公式HP http://www.kurakoto.com

Instagram 

 

・・・

 

ザッザッザッ…

 

私のおにぎり作りはお米を研ぐことから始まる。

白米が小さい頃から大好きな私。好みの炊き加減はお米一粒一粒が凛として少し固め。

 

なので自分がお米を炊く時の水の調節はとても大切であり、大事な作業の一つ。

 

 

私の中のおにぎりの原点を振り返ると幼稚園児の頃を思い出す。

遠足だったであろうか、お弁当で母が握ってくれたおにぎり。

味は青菜のふりかけのおにぎりだった。

我が家の包み方はアルミホイルではなく、ラップで包まれていて海苔はない。

私は今でもその青菜のふりかけが大好きで大好きだ。

 

これと言って特別なエピソードは正直ないのだが、

私の中で青菜のふりかけのおにぎりは最強である。

 

久しぶりにおにぎりを握る。

おにぎりの作り方はとてもシンプルだと思う。

シンプル イズ ベスト。(簡単だが奥深い)

そしてかなり昔から食べられ続けている日本人にとって一般的な食べ物。

そしてこれからも食べられ続けていくであろうおにぎり。

 

未来に残っているおにぎりはどんな進化をしているのだろうか。

 

佐藤

 

・・・・

 

※次回「おにぎりと、私。」更新は9月15日公開。

 是非ともご覧くださいね!

 

*2016年11月26日(土)27日(日)開催となります*

 くらしのこと市出展者紹介は9月下旬にご案内する予定です


ARTS&CRAFT静岡手創り市
Mail shizuoka@tezukuriichi.com
HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com
twitter
Facebook
Instagram
 

 





連載「おにぎりと、私。」齊藤

 

くらしのこと市 公式HP http://www.kurakoto.com

Instagram 

 

・・・

 

おにぎりと、私。

高校生のころの話。
部活の試合の時は必ずアルミホイルに包まれた
こぶし大のおにぎりを3〜4つ用意してもらっていた。
齋藤家のおにぎりの中身は「梅干」、「塩昆布」、「たらこ」
だいたいこの3種類が不動のレギュラーメンバー。
何が一番好きとかは特になかったけど、

割合的には「梅干」が一番多かったかな。
そのせいか一番味を覚えてるのはやっぱり梅おにぎり。

なんだかんだ3年間ずっと母のつくったおにぎりを食べ続けていた気がする。
晴れの試合も雨の日も
真夏の炎天下の日も、雪の積もった冬の日も
勝った日も、負けた日も・・・
きっと人生の中で一番おにぎりを食べた3年間だったと思う。

おにぎり=梅おにぎり=青春の思い出

そんな事を考えながら自分でおにぎりをつくってみた。

 


なんだこれは!
三角形を作るのって結構難しい…
無数の米粒が手に…どうしよう。
悪戦苦闘しながらも、あの頃食べていた

こぶし大のものよりほんの少し大きいおにぎりが完成。
ただやはりおにぎり、食べ終わるのはほんの一瞬。
にぎっただけの簡単な料理なのにものすごく美味いのが不思議。

シンプルではあるけど
そこには ’にぎる’ という一手間があり
もしかしたらその一手間が一番の隠し味なのかも。

そのひとつひとつをにぎる時
母はどんな想いでにぎっていたかはわからないけど、
なんかおにぎりっていいな。

 

齊藤

 

・・・

 

※次回「おにぎりと、私。」更新は9月5日公開。

 是非ともご覧くださいね!

 

*2016年11月26日(土)27日(日)開催となります*

 くらしのこと市出展者紹介は9月中旬にご案内する予定です


ARTS&CRAFT静岡手創り市
Mail shizuoka@tezukuriichi.com
HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com
twitter
Facebook
Instagram
 

 

 

 





連載「おにぎりと、私。」松村

 

くらしのこと市 公式HP http://www.kurakoto.com

Instagram 

 

・・・

 

おにぎりをはじめて握ったのは、小学生の低学年くらいだったような気がする。

 

母が、手の中でさっさっと回し転がして、おにぎりをつくっていく。

あの動作がかっこよく見えたのだったとおもう。

 

はじめは、なかなか思うようにはいかなかった覚えがある。

 

炊き立てのご飯が熱くて、ぽんっと、すぐにご飯茶碗に戻したり、

手につける水が少なすぎて 手にべったりとお米がついて、絶望的な気持ち。

指についていたものを食べていたら、

もうおにぎりにするほども残らなかったこともあったり。

 

手で三角を作るのよとか、押しつぶさないように握るのとか、

あれこれ母のコツを教わりながら、少しずつ、握れるようになったのだ。

 

 

松浦弥太郎さんのエッセイ

『暮しの手帳日記』 のなかにおさめられている

「おにぎりの作り方」のコラムには、

 

彼が、小学生の頃に、母上から教わった

「おにぎりを作る時の心構え」について書かれていて、

とても背筋の伸びるお話。

 

我が家は、たいそうな心構えは伝授されませんでしたが、

 

カリカリの大好物の焼おにぎりが登場するときは、わきに汁のものが必ず付いていたのです。

 

訊いたことはないけれど、心配りなのかもしれないなと今おもうのです。

 

松村

 

・・・

 

※次回「おにぎりと、私。」更新は9月3日公開。

 是非ともご覧くださいね!

 

*2016年11月26日(土)27日(日)開催となります*

 くらしのこと市出展者紹介は9月中旬にご案内する予定です


ARTS&CRAFT静岡手創り市
Mail shizuoka@tezukuriichi.com
HP http://www.shizuoka-tezukuriichi.com
twitter
Facebook
Instagram
 

 








Profile
New Entries
Archives
Category